
小児矯正とは・・・
成長期の子どもの顎や歯の発育を利用し、将来の歯並びや噛み合わせを整える矯正治療です。単に歯をきれいに並べるだけでなく、顎の成長バランスを整えることで、将来的な大がかりな矯正治療を避けられる可能性もあります。
成長期は骨が柔らかく変化しやすいため、受け口や出っ歯、歯列の乱れ、顔の左右差などの改善にもつながりやすいのが特徴です。
治療の時期について
小児矯正はお子さんの成長に合わせて、大きく3つの段階に分かれます。
■ 予防矯正(3〜5歳頃)
歯並びが悪くなる原因(口呼吸や指しゃぶり、舌の癖など)を早めに整え、将来的な歯並びの乱れを防ぐ時期です。
■ Ⅰ期治療(6〜10歳頃)
乳歯と永久歯が混ざる時期に行います。顎の成長を利用して、永久歯がきれいに並ぶスペースを整えていきます。
■ Ⅱ期治療(12〜14歳頃)
永久歯が生え揃ったあとに行う仕上げの治療です。歯並びや噛み合わせをより細かく整えていきます。
装置の種類について
当院ではお子さんの状態に合わせて、主に4種類の装置を使用しています。
■ プレオルソ
やわらかいマウスピース型の装置で、自宅や寝ている間に使います。学校や食事の時間は外せるため、負担が少ないのが特徴です。
■ 拡大床
取り外し式の装置で顎の幅を広げ、歯が並ぶスペースを作ります。成長期の顎の発育を利用できるため、自然な歯列形成が可能です。
■ インビザライン・ファースト
透明なマウスピース矯正で、見た目を気にせず治療できます。顎の成長をサポートしながら歯並びを整え、通院回数も比較的少ないのが特徴です。
■ ワイヤー矯正
歯にブラケットとワイヤーを装着し、持続的に歯を動かす方法です。複雑な歯並びにも対応しやすく、自己管理の必要が少ない点が特徴です。

メリット
小児矯正にはたくさんのメリットがあります。
顎の成長を利用できるため抜歯の可能性を減らし、自然な歯並びへ導くことができます。また、永久歯が正しい位置に生えやすくなり、虫歯や歯周病の予防にもつながります。
さらに、口呼吸の改善や発音・咀嚼機能の向上など、口腔機能の発達にも良い影響を与えます。見た目の改善によって心理的な自信にもつながる点も大きなメリットです。
デメリット・注意点について
一方で、いくつか知っておきたい点もあります。
治療は成長に合わせて行うため、長期間にわたる場合があります。また、装置の使用や歯磨きなど、子ども自身の協力が必要です。
固定式装置では虫歯リスクが高まることがあり、日々のケアも重要になります。さらに自由診療のため費用がかかる点や、成長や生活習慣によって再治療が必要になる場合もあります。
ただし、成長期だからこそできる治療でもあるため、無理のないペースで進めていくことが大切です✧
~まとめ~
小児矯正は、お子さんの成長を活かしながら歯並びや噛み合わせを整えていく大切な治療です。
適切な時期に診査・診断を受けることで、お子さんに合った無理のない治療計画を立てることができます。
症例などの詳細につきましてはホームページでもご紹介しておりますので、よろしければご覧ください。
また気になる事がございましたら、どうぞお気軽にご相談ください✧
