
「毎日歯を磨いているつもりなのに、なぜ自分だけ虫歯ができやすいのだろう?」
同じようにケアしているはずなのに、虫歯の量には人それぞれ “差” があります。
歯科医院でも、
「家族の中で自分だけ虫歯が多い」
「定期検診を受けていても、新しい虫歯が見つかる」
という声は珍しくありません。
しかし、虫歯は“運”ではありません。
虫歯になりやすい人には、必ず 行動・体質・環境・口腔内の特徴 といった複数の共通点があります。
本記事では、
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虫歯ができるメカニズム
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虫歯になりやすい人の特徴とその理由
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今日から改善できる予防法
などを、少し深掘りしながら解説していきます。
あなたが「なぜ虫歯になるのか」がわかれば、虫歯体質は必ず変えられます。
◆1. 虫歯は “4つの条件” が揃ったときにできる
まず知っておきたいのは、虫歯ができる条件は明確に決まっているということです。
◎虫歯の4因子
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むし歯菌(ミュータンス菌など)
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糖質(とくに遊離糖)
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歯の質(強さ・形)
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時間(酸が歯に触れている長さ)
これらが重なったとき、虫歯が発生します。
例えば、
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虫歯菌が多くても、砂糖を摂らなければ虫歯はできません。
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砂糖を摂っていても、すぐに唾液が酸を中和できれば虫歯には進行しません。
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歯が強ければ、同じ習慣でも虫歯になりにくいことがあります。
つまり、虫歯のできやすさは“体質”と“習慣”の組み合わせで大きく変わるのです。
◆2. 虫歯になりやすい人の共通点① 口腔内が乾燥しやすい
唾液は、人間が持つもっとも優秀な“天然の虫歯予防剤”です。
◎唾液の虫歯予防パワー
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酸を中和し、歯を守る
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歯の再石灰化を促す(溶けた部分を修復)
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虫歯菌を洗い流す
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食べかすを除去する
唾液の量が減ると、歯が酸性環境にさらされる時間が長くなり、虫歯は劇的に増えます。
◎乾燥を招く原因
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口呼吸のクセ(最も多い)
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ストレスによる唾液減少
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加齢(40代以降は分泌が低下)
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飲んでいる薬の副作用(高血圧・アレルギー薬など)
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水分不足
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長時間の集中作業
特に「口呼吸」は歯科医療者の間で最重要視されている原因です。
口で呼吸すると、乾燥→虫歯→歯周病→口臭と悪循環に陥ります。

◆3. 虫歯になりやすい人の共通点② 甘い飲み物や間食が多い
虫歯リスクは、砂糖の “量” よりも 頻度 に左右されます。
食事や甘いものを摂るたびに口の中は酸性になります。
これは歯が溶ける状態であり、pHが元に戻るまで約30〜60分もかかります。
つまり、
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ちょこちょこ食べる
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甘い飲み物をダラダラ飲む
という習慣は、歯を常に酸にさらすことになります。
◎特に危険な食品・飲料
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ジュース
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スポーツドリンク
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加糖コーヒー・カフェオレ
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甘い紅茶
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エナジードリンク
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アメ・キャラメル・グミ
固形の砂糖より「飲む砂糖」が危険なのは、歯に触れている時間が長い からです。
◆4. 虫歯になりやすい人の共通点③ 歯並び・噛み合わせの問題
歯並びが悪いと、歯ブラシが届かない場所が増え、磨き残しが多くなります。
◎虫歯ができやすい歯並びの例
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歯が重なっている
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歯間が狭い
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出っ歯で前歯裏が磨きにくい
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下の前歯が重なっている
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奥歯が倒れて溝が深い
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噛み合わせが深すぎる(ディープバイト)
特に歯と歯の間の虫歯は、歯ブラシだけでは予防できません。
「毎日磨いているのに虫歯になる」人の多くが、この“清掃性の低さ”に該当します。

◆5. 虫歯になりやすい人の共通点④ 歯磨きにクセがある
1日3回磨く人でも、磨き方が適切でなければ虫歯になります。
◎実は磨けていない場所
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歯と歯ぐきの境目
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歯と歯の間
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上の奥歯の裏側
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下の前歯の裏側
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歯の溝が深い部分
また、毎日磨いていても以下のクセがあるとリスクが上がります。
◎虫歯を呼ぶ NGブラッシング
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力を入れすぎて歯を傷つける
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毛先が開いた歯ブラシを使う
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早く磨き終わらせてしまう(90秒以下)
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歯間ケアをしない
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舌側(内側)をほとんど磨かない
特に「フロスを使わない人」は、歯間の虫歯が急増します。
歯ブラシだけでは全体の6〜7割しか汚れを落とせません。
◆6. 虫歯になりやすい人の共通点⑤ 歯の質が弱い・遺伝
歯の強さには、個人差があります。
◎弱いエナメル質の特徴
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色が白っぽく濁っている
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酸に弱く溶けやすい
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表面がザラつきやすい
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乳歯の頃から虫歯が多い
これは体質的なもので、すでに生まれた段階で違いがあります。
◎ミュータンス菌の“感染”にも差がある
虫歯菌は親から感染することが多いため、
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幼少期に菌が多い環境だった
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母親が虫歯になりやすい
なども影響します。
体質が弱い人は、意識して予防する必要があります。

◆7. 虫歯になりやすい人の共通点⑥ ライフスタイル・ストレス
近年、虫歯と“生活習慣”の関連が注目されています。
◎虫歯リスクを上げる生活習慣
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ストレスが多い
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睡眠不足
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栄養バランスが悪い
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喫煙
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食生活が不規則
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水分不足
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仕事中や勉強中の口呼吸
これらは唾液の分泌を減らし、虫歯リスクを大きく上げます。
特に喫煙は、
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唾液量の減少
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歯ぐきの血流低下
などに影響し、虫歯・歯周病双方を悪化させます。
◆8. 今日からできる虫歯予防① “砂糖の摂り方”を工夫する
虫歯になりにくくするコツは、砂糖を完全にやめることではありません。
摂る回数を減らすこと が最重要です。
◎実践できる工夫
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甘い飲み物は「一気に飲む」
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間食は時間を決める
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ダラダラ食べを避ける
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寝る前の飲食は控える
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おやつはフルーツ・ナッツ・チーズなどへ置き換え
“ダメなものをやめる” より “やり方を変える” 方が続きやすい方法です。
◆9. 今日からできる虫歯予防② 歯間ケアを習慣化
虫歯治療を経験した人ほど、フロスや歯間ブラシの必要性を実感します。
◎歯間ケアの効果
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虫歯を半分以下に減らす
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歯周病予防にも効果
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口臭が減る
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歯ぐきが引き締まる
“歯ブラシだけで落ちる汚れは6割”
と言われているため、フロスは必須です。
◆10. 今日からできる虫歯予防③ フッ素を毎日使う
フッ素は世界的に推奨されている虫歯予防成分です。
◎フッ素の効果
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歯質を強くする
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虫歯菌の働きを弱める
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初期虫歯を修復する
毎日使うことで歯が強くなり、“虫歯体質”の改善につながります。
◆11. 今日からできる虫歯予防④ 唾液を増やす習慣
唾液は虫歯予防の根本。
増やす工夫はとても効果的です。
◎唾液を増やす方法
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キシリトールガムを噛む
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水分補給をこまめに
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食事の咀嚼回数を増やす
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鼻呼吸を意識する
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唾液腺マッサージ
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ストレスを溜め込まない
“唾液が多い人=虫歯になりにくい” は事実です。
◆12. 今日からできる虫歯予防⑤ 歯並び改善(矯正)
歯並びが悪い場合、どれだけ磨いても磨き残しが発生します。
矯正は長期的に見れば、もっとも“虫歯になりにくい環境”を作る治療です。
◆13. 虫歯になりやすい体質は変えられる
体質・歯の質は変えられない部分もありますが、
虫歯になりやすい“環境”は改善できます。
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生活習慣を変える
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口腔ケアの質を上げる
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歯並びを整える
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定期検診を受ける
これらを続ければ、虫歯ゼロも現実になります。
◆14. まとめ:原因がわかれば、虫歯は必ず予防できる
虫歯になりやすい人には、確かに共通点があります。
共通する原因
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口の乾燥
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ダラダラ食べ
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歯並びの問題
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歯磨きのクセ
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歯質・遺伝
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ストレスや生活習慣
しかし、これらは対策をすることで改善できます。
虫歯は「予防できる病気」。
自分のリスクを知ることが、虫歯ゼロへの一番の近道です。
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